投資家の皆様へ

ユニークな総合映像プロダクションとして、
映像文化の創造と発展に貢献し、次世代への成長を生み出します

東北新社は、創業以来培った様々な事業を通じて『映像文化の創造と発展』に貢献してまいります。自ら創造した成果によって、人々に新しい驚きや喜び、そして感動を与えることが、私たちの使命です。

当社成長の原動力であるテレビメディアは、依然、巨大であり続けていますが、テクノロジーの飛躍的進化により、ネット、モバイルやVR等の新領域が拡大し、新たな成長機会が広がっております。当社は永続的な成長を目指し、各事業においてR&D投資を強化しております。

広告プロダクション事業では、CMのみならず広告プロモーション全体の多様なニーズへの対応の強化を図るため、CM・プロモーションともに新体制をスタートさせました。また、5月に開催された「ニューヨークフェスティバル2017」にて当社制作「GRAVITY CAT」が2部門でグランプリを受賞しました。

一方、業界全体の課題である過重労働問題の早期解消を目指し、全社を挙げて休日取得の義務化や、長期休暇奨励策などを導入しております。加えて制作過程の効率化を目指した業務支援クラウドツール「バーチャルプロジェクトルーム」を独自開発しました。これまで集まって行われていた会議をネットを介してバーチャルに行うなど、プロジェクト運営の円滑化と効率化をもたらします。全社導入の上、主要クライアントへ提供し、付加価値向上を目指します。

メディア事業では、スター・チャンネルが「すべては映画ファンのために」と打ち出し、抜本的な強化策を実施しております。昨年より会員組織「MY STAR CLUB」を立ち上げ、見逃しVOD独自配信やオンライン試写会、プレミアム特典提供など、付加価値充実を図っています。加えて、独自調達した洋画を「STAR CHANNEL MOVIES」と冠して、劇場公開をはじめ独占提供することで、映画サービスとして唯一無二のブランドの構築を図っています。前期は大ヒット作品『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』をはじめ8本を公開いたしました。今期も7月7日公開『ボンジュール、アン』をはじめ、さらに、今年開催された第70回カンヌ国際映画祭にて監督賞を受賞したソフィア・コッポラ最新作『The Beguiled』(原題)を今冬公開予定など、話題作を投入してまいります。

さらにメディア事業では、新しい配信メディアを通じて新規顧客の獲得と顧客単価(ARPU)向上の両面を追求してまいります。
ネット映像配信強化のため、スーパー!ドラマTVは派生サービス「スーパー!ドラマ クラシック」を開始し、往年の名作や他で見られない貴重作を提供。またクラシカ・ジャパンもスマホやタブレットでいつでもどこでもチャンネルが楽しめる独自配信サービスを開始しました。他チャンネルも新たな配信サービスを続々スタートする予定です。さらに当社は4K超高精細放送の帯域免許を取得しており、来年12月に放送開始する予定です。

プロパティ事業では、特撮シリーズ「牙狼」に続き、新たなジャンルへの拡大を目指し、本格アクション・ドラマシリーズ「コードネームミラージュ」を製作し、全国放送しております。

コンテンツプロダクション事業では、声優ビジネス市場への足がかりとして「キミコエ・オーディション」を実施。昨年の第一弾オーディションにて選出された女性6名は、ユニット名「NOW ON AIR」として活動し、来たる8月に劇場長編アニメーション映画『きみの声をとどけたい』で本格デビューいたします。今期も第二弾オーディションを実施するなど、今後、若手声優の登竜門となるべく育ててまいります。

また、これら事業イノベーションを促進するための社内基盤強化の一環として、今期、新たな人事・評価制度を導入いたします。社員の向上心を引き出し、人材育成を強化してまいります。

東北新社は、他の追随を許さないユニークな総合映像プロダクションとして、お客様や社会からの信頼を大切にしつつ、次世代の事業領域を育成するための積極的なR&D投資を通じて、一層の企業価値向上を目指してまいります。今後とも一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

東北新社 代表取締役社長植村  徹

東北新社 代表取締役副社長二宮 清隆