オーストリア・リンツで9月5日～9日に開催される世界的なメディアアートの祭典「アルスエレクトロニカ・フェスティバル 2019」に、環境改善型アート『TRIAINA(トリアイナ)』を出品します。
『TRIAINA』は、「発生から８年が経過した東日本大震災。人々の関心が薄れかけている未曾有の大災害を風化させない、これからも全ての人の問題として人と自然の共生を考えてほしい。」という思いから、弊社のフェローを務めるアーティスト スプツニ子！氏および彼女が所属するアートユニット「Another Farm」と共同で製作した海中モニュメントです。
本作品に使用されるのは、自然破壊の一因と思われがちなコンクリートにアミノ酸を混合した新発想の素材「アミノ酸コンクリート」。このコンクリートから滲み出るアミノ酸を栄養分に、海藻やプランクトンが発生し、魚が住みやすい環境が生まれます。
「人、生物、自然の共生を願い、未来志向のクリエイティブで環境改善を目指す」この作品を、ギリシャ神話のポセイドンが持つ三叉の矛より『TRIAINA』と名付けました。

『TRIAINA』公式HP：http://triaina-project.com/ja.html
アルスエレクトロニカ・フェスティバル『TRIAINA』紹介ページ：https://ars.electronica.art/outofthebox/en/triaina/

◆アルスエレクトロニカ・フェスティバル 2019
会期：2019年9月5日(木)～9日(月)
会場：オーストリア・リンツ
概要：1979年から始まった最先端の芸術、先端技術、文化の祭典。世界中から専門家が集い、リンツ市内の様々な場所で催される展覧会、パフォーマンス・イベント、国際会議を通して議論を深め、新しい繋がりを生み出しています。
https://ars.electronica.art/news/